Hop Kotan Brewing

Aki-Ra-Di,Aki-Ra-Da

スタイル
ABV
5%
IBU
58

このビールについて

レビュー要約

人々は、このビールはセッションIPAという聞きやすさのある名前ですが、実際はしっかりとしたグラッシー感があり、アルコール度数も5%あるため、気持ち軽めのIPAだと評価しています。飲みやすいと評価しています。

Aki-Ra-Di,Aki-Ra-Daの説明

今年の「AKIRA」ホップは青々としており、ライムのような緑色の柑橘類を思わせるシトラスの香りと芝生のようなグラッシーさが特徴です。「AKIRA」は上富良野で私たちのホップを育ててくれているホップ農家です。彼は「ホップは農産物なので、来年も同じようになるとは限らないよ。」と常に言っています。実際、同じ品種といっても大きさや香りは毎年それぞれ違いがあります。それを明らかにするため、私たちはSession IPAが「繊細」ながらもホップの特徴が強くないと「物足りなくなってしまう」ため、新しいホップを試すには「誤魔化しが効かない」最適のスタイルだと考えています。昨年はAKIRA In The KF -Session IPA-という名前で上富良野カスケードの香りを楽しんでいただきました。その年その年の違いを見極め、定番ビールではお馴染みの香りを再現し続け、限定ビールではその違いの面白さを伝えられるよう作り分けていくことが我々ブルワーの使命であり腕の見せ所でもあると考えています。今年の上富良野産カスケードはライムのような柑橘感があり特徴が強すぎないため多くのスタイルで使用していくことができる期待感を持ちました。一方、青々としたグラッシーな香りが例年より強く、さらにIPA等の派手なスタイルで使用するには柑橘感がやや物足りないということが分かりました。よって、このビールでは2021年産上富良野カスケードをビタリングとドライホッピングの各々1回目で使用し、2回目のドライホッピングではシトラス香りの強い2020年産上富良野カスケードを使用して全体を整えました。このように、ビールに足りない部分を自社のホップで補えるようになってきたことにブルワリーとしての成長を見ています。

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