Hop Kotan Brewing

Akira Beyond

スタイル
ABV
7.5%
IBU
200

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールが、強いホップと苦味がありながらもフルーティな香りを持ち、バランスが良くておいしいと評価しています。

Akira Beyondの説明

300バッチ目の仕込みが終わり、この特別なビールを無事リリースしました。いつもよりも挑戦的なビールとして、過去最高の200のIBUを設定。多くの人にとって最大級の苦みとの対面になるかもしれません。上富良野産ホップも過去最高量を投入。今回は更なるドーピングのお許しを。目標IBUと鮮烈なフレーバーを達成する為、ビタリング用途でプロポールのホップエキストラクトや、フレーバー増強の為のカスケード、モザイク、シムコーの力も借りました。酵母もドライに仕上げてくれる発酵旺盛な菌株を選択。当社の平均的なIPAの半分以下まで残糖が消費され、一味違うキレキレボディに。軽やかなボディはホップの香りや苦みを一段と際立たせるでしょう。200IBUは少なくとも理論的には地獄のように苦いと想像できますが、「人間の舌で知覚できるIBUはおよそ150まで」とする研究もあり、試飲したところ恐れるに足りない印象なのでご安心を。口に含むと拍子抜けする程クリーンで、おそらく苦味よりもホップのグレープフルーツ、青リンゴ、パッションフルーツの香りが先行するでしょう。これ程までにキレキレボディのIPAでは、その爽やかさがより鮮烈にハッキリと感じられます。さて、その後ですが苦みはどうでしょうか。忘れた頃に忍び寄り丁度油断した頃に訪れます。丸齧りしたグレープフルーツの苦みに似ています。フードやチェイサーは念の為にご用意をオススメ。個人差あれど200IBUは伊達ではなく苦みはリフレインします。海外原料の力を借りながら、いつか私達が自前の原料で到達すべき品質を先取りし、そこまでの距離感を確認できる良い機会となりました。馬鹿な奴ほど可愛く見えるものです。このビールもまた馬鹿げたスペックですがどうか愛してやって下さい。

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同じく200 IBUを誇る強烈な苦みを持ったビールで、チャレンジ精神に溢れたこのビールにどうぞご期待ください。