Hop Kotan Brewing

Baimakrut Saison

スタイル
ABV
5.5%
IBU
18

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールがユニークで美味しいと言っています。バイマックルはコブミカンの葉であり、レモンの柑橘風味に加え、エスニック料理用のリーフなスパイシーさがあるということです。軽やかでフルーティな感じで、広がる味わいがあります。軽やかで爽やかなセゾンで、ホップコタンというのは初めてのようです。説明通りレモングラス感が強めで、一口目はラベンダー畑に来たかと思ったそうですが、セゾンは口に合わないようです。

Baimakrut Saisonの説明

札幌の常設店『炉端 酒 勿ノ論』様の1周年を記念して仕込んだのは、一風変わったセゾンです。1周年おめでとうございます!先方からのご提案でエスニック料理などに使用される「バイマックル」を使ったセゾンのレシピを考案しました。バイマックルとは、タイ、マレーシア原産の柑橘類の仲間である「コブミカンの葉」を意味します。コブミカンは、古くから果皮も葉もハーブとして、グリーンカレー、トムヤムクンなどのタイ料理で重宝されてきた果物です。緑色の果実と枝にトゲがあることが特徴で、こぶのようなデコボコした見た目から、「コブミカン」と呼ばれています。その葉っぱであるバイマックルは、強い柑橘の香りを持っていることから、今回はこの素材を主役に据え置いたセゾンの仕込みに、期待を膨らませて挑みました。IPAなどで使用するホップの量と同じくらいの大量のバイマックルをセゾンに2週間も浸け込みました。レモングラス、ライムなどの爽やかな柑橘の香りに加えて、パクチーなどのハーブのような独特の癖が引き出されました。また、セゾンにしては少し酸味が強く、エスニック料理や、パクチーを使った料理との相性は抜群だと思います。しかしながら、それらの料理やパクチーが苦手な人には不向きのビールかもしれませんので予めご注意ください。ボディは非常にドライで、サッパリとしているため、これから気温が上がっていくとより美味しく飲めることでしょう。さらに、飲み頃がいつになるかは「神のみぞ知る」としか言いようがありませんが、瓶内二次発酵用に一部のビールを熟成させております。こちらは、また1年先、そのまた1年先の楽しみにとっておきましょう。東南アジアを感じるオリエンタルセゾンはいかがでしょうか。

類似のビール

上記のビールは、オリエンタルテイストや様々なフルーツを用いた独自の仕込みによる、「先進性」と「洗練された味わい」を兼ね備えたセゾンビールに近い特徴があります。