Hop Kotan Brewing

Hakka Stout

ABV
7%
IBU
55

このビールについて

レビュー要約

人々は、このビールはハッカと濃い番茶のようなスタウトで、強い主張でペアリングが難しいと言っていると同時に、ミントの味が非常に強いと評価しています。

Hakka Stoutの説明

2021年10月某日。北海道のほぼ中央に位置する上富良野町から、車で東へ約3時間のところにあるのが北見市。この地では、原材料の調達のために暗がりの工場が発ちました。道産子の方ならご存知の「北見といえば、ハッカ」という言葉を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。そうです、今回の主役は北見薄荷。かつては、世界のミント市場の約7割を北見産の薄荷が席巻したという歴史的な経緯や浪漫な物語があり、今も栄枯盛衰を経ています。薄荷の葉には清涼な香りと冷涼感を持つメントールが多く含まれており、この精油は水蒸気蒸留によって採取されます。10月は蒸留の季節。今よりも生産が活発だった時代、蒸留後の薄荷残渣を積んだトラックの行き交う町中は、薄荷の清涼な香りが溢れていたといいます。残渣にはまだ素晴らしい香りが残っており、その香りをビールに閉じ込めることができるのではないかと直感的に思い、直ちに北見の株式会社北見ハッカ通商様に問い合わせをしました。大変有難いことに、私たちの無理なお願いを、快くご承諾を頂いて今回の原材料の使用が実現しました。北見ハッカ通商様にはあらためて深く感謝申し上げたいと思います。蒸留現場は、目に染みるほどの薄荷の香りで満たされていました。蒸留の作業を少しお手伝いさせてもらい、ひと汗を流しましたが、薄荷の成分によってひんやりと気持ちよかったのを覚えています。社用車いっぱいに積み込んだ薄荷残渣は仕込みまで冷凍保管。頭を悩ませたレシピは、米国の醸造所がミントを使った美味しいスタウトを作っていたことを記憶しており、北海道にゆかりのある「薄荷」でそれ以上に美味しいスタウトを作りたいと考えました。

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