Kami-furanui Commom

久れぶりのカリフォルニアコモンは、忽布古丹醸造の新解釈としていくつかのアレンジを施しました。高温で活発に発酵させたラガー酵母からの発酵副産物であるエステルが多く吐き出され、香り高いエールのような味わいが生み出されます。元祖カリフォルニアコモンであるアンカースチームは最近身近なスタイルになり、地元のスーパーでも見かけるようになりました。そんな昔のアンカースチームを思い出させるような、焼きたてパンの香り、べっこう飴の甘み、強い発泡性を持つ今回のビールは、アルコール度数を引き上げてインペリアル化しました。この｢Kami-Furanui(カミフラヌイ)｣と名付けられたビールは、カスケードとウィラメットと上富良野出身のソラチエースを使用し、カリフォルニアコモンのスタイルに私たちならではのオリジナリティを吹き込んでいます。