人々は、このビールは絶妙なバランスで仕上げられており、甘さも程よく、シナモンの効いた独特な味わいを楽しむことができると評価しています。また、小さなグラスが良いとのアドバイスもありました。
ORIGINALS+第2弾は、贅沢に上富良野産カボチャを使用したPumpkin Aleです。上富良野町で以前から親交の深い農家、大角さんから頂いた特別な原材料を使うことに、喜びと愛着を持ちながら、責任とプレッシャーを感じました。それらの想いを全てエネルギーに変え、渾身のパンプキンエールを仕込みました。社長を含むブルワリースタッフ全員で、150kgものカボチャを一個一個硬い皮とへたを取り除き、機械で粉砕して麦汁に煮込みました。加工時点では少し青い香りが残っていたカボチャも、煮込んでいくうちに甘い香りへと変わっていきました。カボチャの断面が黄色く美しかったように、麦汁表面に浮かぶ泡も黄色くクリーミーで、大きな釜を使って数千人分のカボチャのポタージュを作っているかのようでした。ブルワーもいつもとは異なるエキサイティングな仕込みに心が躍りました。このパンプキンエールは、パンプキンパイをイメージして作っているので、実際にパンプキンパイに使われる副原料やスパイスを使用しています。発酵後には酵母の発酵によって代謝されてしまう甘さを逆算して、黒糖、シナモンセイロン、バニラオイルなどを加えて、失われてしまう甘さを糖ではない甘さで補うことができました。生姜などのスパイスも、甘さとの調和を取って、ごくごくと爽快な飲み口を実現しています。口の中に広がるカボチャの風味は、秋を感じさせてくれるようです。私たちの「食」を支えてくれる農業に従事する方々への感謝を込め、全国に送り出したいと思います。
これらのビールは、パンプキンやフルーツ、スパイスなどの香りを特徴としており、他のビールよりもフルーティーな味わいがあります。また、いずれのビールもクラフトビールとして特別な機会に飲むのにぴったりです。