Made In Kamifurano IPA

また｢おまたせ｣と皆様にお伝えしなければならない、それほどお待たせしてしまった上富良野産ホップ100％のストレートなIPAが完成。2018年8月にMade in Kamifurano Ale, Lagerをお披露目してから約3年。創業当時は叶えられなかった上富良野産ホップ100％IPAが遂に完成。当時はリーフホップのみを使用していましたが、IPAを作るには不向きな部分があり、まだIPAを作るのは困難な状態でした。しかし、ホップをペレット状にすることで貯蔵性や利便性が格段に向上したことで、上富良野産ホップだけで仕込むIPAが実現するのは時間の問題となりました。また、専属契約圃場でホップを育成・管理して下さる稲葉さんの努力には大きな感謝をしなければなりません。現在使用している2020年産カスケードは本場アメリカ産カスケードをスペックや官能評価でも上回るほど高品質なので、安心してドライホッピング等に使用できます。本当に感謝しかありません。AKIRA In The KF(Session IPA)を皮切りに、AKIRA SUN-RYES IPA(RYE IPA)など別スタイルのIPAで試作を繰返し、ようやく王道たるIPAに挑戦できました。カスケードらしいレモンやオレンジの様な香り、未熟な柑橘の青い皮も少しだけ紛れたようなグラッシーさを感じ、最後は過度ではない病みつきのビターフィニッシュとなるシンプル且つストレートなIPAです。顔の見える地元のホップ農家の原材料を使い、自分達もそのお手伝いをしながら、自然の恵みや農家さんの働きに感謝し作り上げた｢スペシャリティIPA｣です。上富良野産ホップを存分に感じてみて下さい。