Inkhorn Brewing

Chickadee Salvo

スタイル
ABV
6.8%

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールがほんのり苦味だけど飲みやすく、草っぽいいい匂いがすると言っています。夏のためにバージョンアップされ、苦味が増してさっぱりしていると感じています。

Chickadee Salvoの説明

チカディーディーディーディー。2021年秋にリリースしたチカディーが夏仕様になって帰ってきました。しかも今回はSalvoというホップオイルをワールプールに大量に使い、ホップのフレーバーを詰め込める限り詰め込みました。クラシカルなIPAをチカディーといって出しているだけで、実際のレシピは前回からかなり変わってます。ホップオイルを多く入れたのと、アメリカンIPAなのにオーツを少し入れたため濁ってます。アロマは普段Inkhornから出しているIPAと比べるとおとなしめに感じてしまうかもしれませんが、アメリカンIPAらしくホップのフレーバーと苦味はかなり強めです。フルーティで甘い印象が強くなるより、梅雨とか夏には苦味とホップ由来の香りで飲み進めるのが個人的には好みです。湿気と温度が高い時期を念頭に作ったのでアルコール度数も気持ち抑え目。アロマが比較的抑えめとはいえ、温度が上がってくると柑橘や若干メロンのような香りも上がってきて、グラスを軽く振るとエタノールの香りに乗っかって複雑なホップの香りを楽しめます。ワインなどと違ってビールには炭酸もあるし、色々な理由から普段はビールを飲む際にグラスを振るのを推奨してませんが、このビールは半分くらい飲んだら軽く振ってみると違った角度から楽しめるかも。濁った見た目から甘くてフルーティなビールを想像してしまうかもしれませんが、苦味がしっかりとあり、そこにCentennialの香りを感じることが出来るため、最近流行りのIPAとはちょっと違う良さを楽しんでいただけたらと思ってます。

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