人々はこのビールについて、トロピカルフルーツ、シトラス、メロン、マンゴーなどが鼻に入って、ほのかな苦味があると評価しています。また、醸造所からのボトルを飲むと、バニラのような甘い香りがありさっぱりとしていました。樽の方が美味かったという声もあり、個人的な好みでは柑橘アロマからのほどよい苦味が超絶タイプだと評価しています。
【Tropical IPAの味わいについて】
(商品コンセプト)
人気商品「American IPA」の改良版。ホップ由来のトロピカルな香りを強化しました。
(こだわり)
アメリカ産のホップは、フルーティな香り成分を多く含んでおり、柑橘様のCitra,マンゴー様のMosaicなど、特徴的な香りが特徴です。最近の研究で、ビールで感じられるホップの香りは原料のホップそのままの香りではなく、発酵によってトロピカルな香りへと変化していることが明らかになりました。今回の限定ビールでは、トロピカルな香りをいかに多く作り、持続させるかに焦点を当てて仕込みを行いました。
(味わいの特徴)
もともと「American IPA」はモザイク・シトラ・シムコを贅沢に使用し、フルーティーで柑橘感のある香りを強く感じられるようなビールでしたが、今回の仕込みでは、発酵工程を見直し、さらにマンゴー様のトロピカルな香りが持続するように改良しました。
ビールの特徴として、モルトの風味は出来るだけ抑え、ホップの香りを最大限感じられるように設計しました。
苦み、甘みのバランスを重視して設計しているため、単体で飲んでもおいしいが、料理との相性も良く、おかわりしたくなるようなバランスの良いIPAに仕上げました。