Kyoto Brewing Company (京都醸造)

新天地 クヴェイクラガー編

スタイル
ABV
5%
IBU
17

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールがうまく、冷たくて美味しいと言っています。まろやかであり、フルーツや酸味のニュアンスもあります。2022年7月15日に缶詰されています。

新天地 クヴェイクラガー編の説明

ラガービールというのは、ご存じの方も多いと思いますが、下面発酵のラガー酵母を使い、ゆっくり時間をかけ発酵させて出来上がります。約1か月で発酵が終わる上面発酵のエール酵母に比べると、新天地シリーズのラガーを造るには約2倍の日数をかける必要があるのです。これが多くのクラフトビール醸造所はラガーをあまり積極的に造らない理由のひとつでしょう。もちろん、大手ビール会社が造るラガービールよりもぐんと価格が高くなってしまい、太刀打ちできないというのも事実。そんなクラフトビール業界に一本の光が差し込んだのは、Kveikという話題の酵母。驚異の香りを誇るこのKveik酵母を使って、ラガー酵母ほど時間をかけずに、きわめてラガーの味わいに近いビールを造ることができるかもしれないという話を耳にした時でした。このノルウェー原産の酵母に望みを託し、まだ見ぬラガービールを追い求めてきた新天地シリーズから、ラガーのようでラガーでない新しいビールを造ることにしました。もしかすると未来のラガービールの原型になりうるかもしれない挑戦。今回も大冒険です!

名前の由来:「完璧なラガービールとは」。京都醸造にとって未知の領域であったラガーを探検し、理解を深め、未だ見ぬ完璧なラガーを求めて、その道を突き進む冒険的醸造シリーズ、新天地。

類似のビール

こちらのビールたちは、ラガービールの醸造に時間がかかるため、クラフトビール醸造所は積極的に造らない傾向がありましたが、Kveik酵母による醸造を採用することで、ラガービールのような風味を醸し出したビールを容易に製造することができました。上記のビールたちは、Kveik酵母を用いたラガービールのような味わいのビールに分類されます。