Kyoto Brewing Company (京都醸造)

藤源郷

スタイル
ABV
5%
IBU
13

このビールについて

レビュー要約

人々は、京都醸造のグラウラーを美味しく感じていると言っています。コーヒーの粉のような苦味と香りがあり、きちんとしたコーヒー感もあります。また、フルーティーなタイプの豆がセゾンとして最適だと感じられています。

藤源郷の説明

2年前に癌のために他界した私達の親友、藤井健太さんに捧げる特別なコラボビール。生前彼が思い描いていた京都醸造と彼を取り巻く友人達との共同醸造は、2年の時を経て実現しました。参加メンバーは尾崎さん(AQUWA BREW WORKS)、鈴木さん(GLITCH Coffee&Roasters)、PRIMORDIALの常連さん達。まず、私達はシングルオリジンコーヒーというものについて鈴木さんから教えてもらいました。国単位ではなく世界中の農園を基準に厳選されたコーヒー豆のことを指すとのこと。そこから、このビールにあう豆を一緒に選び始めたのですが、数々のこれまで体験したことのないような豆の香りに終始驚嘆しっきり。その中でも桃やキンモクセイのような香りをもつコロンビア産の豆に白羽の矢が立ち、淹れたてのコーヒーから漂うその芳香は私達の得意とするセゾン酵母の醸す香りにも通じるところがあると感じました。また、もう一つ選んだ「El Paraiso Lychee」という種類のコーヒーもイチゴやブドウ、リンゴといった果実の香りが感じられ、これもまたセゾンとの相性が期待できると思いました。桃源郷に感じられる果実味溢れる多彩な香りは、これらのコーヒーやビール酵母単独が持つ香りがうまくまとまり、それを上回る状態で昇華している印象です。プルーンの様なストーンフルーツの様なフレーバーとコーヒーの焙煎香がうまくビールの味わいとして感じられる。私達がこれまで造ってきたビールの中でもここまでユニークで特別なビールはないといっても過言ではありません。それは、材料や技法もさることながら、彼と過ごした時間やみんなの藤井さんへの想いが含まれているからでしょう。藤井さん、ありがとう、そして乾杯!

2年前に癌のために他界した私達の親友、藤井健太さんに捧げる特別なコラボビール。生前彼が思い描いていた京都醸造と彼を取り巻く友人達との共同醸造は、2年の時を経て実現しました。参加メンバーは尾崎さん(AQUWA BREW WORKS)、鈴木さん(GLITCH Coffee&Roasters)、PRIMORDIALの常連さん達。まず、私達はシングルオリジンコーヒーというものについて鈴木さんから教えてもらいました。国単位ではなく世界中の農園を基準に厳選

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