Locobeer

ロ・コールドIPA

スタイル
ABV
6.5%

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールがピルスナーの香りを持ち、クリーンでリフレッシュな後味よりも重めであると評しています。また、お花やマンダリン、さわやかなホップ、メントールの風味があるとも述べています。

ロ・コールドIPAの説明

「ロ・コールドIPA」。一言で言うと「ピルスナーモルトをメインに使用しトウモロコシや米を入れアメリカンIPAをよりクリスプにしたもの」で「発酵にはラガー酵母を使う」のが特徴です。ピルスナーをホッピーにしたIPLも似たような特徴を持つのですが、大きな違いは二点あります。まず醗酵温度。IPLは10°C位の低温で発酵するのに対しコールドIPAはイーストは同じでもエールの温度帯で発酵します。二つ目は醗酵温度にも関係するのですがバイオ・トランスフォーメーションを促進させるため発酵中にホップを投入すること。これによりフルーツ的な香りが全面に出るようになります。一方のIPLでは温度が低いためこの反応が起きにくいためホップの香りが異なります。この香りの特徴に関してはヘイジーIPAのコンセプトに近くなるのですが、ヘイジー系との大きな違いかつIPLに共通する特徴が濾過をすることです。これにより見た目がラガーの様にクリアーになります。以上の特徴からコンセプト的には以前流行ったブリュットIPAに近く、軽めのボディーによりフルーツ的な香りを添加したIPAと言っても良いかも知れません。「ロ・コールドIPA」は春季醸造「イミグラント・ピルスナー」同様穀類にはピルスナーモルトと25%のコーンだけを使用しました。ホップは種々のアメリカンホップをブレンドした「PBSブレンドホップ」だけを、レイトホップとドライホップを中心に使用。最後にフィルターを通して仕上げました。非常に淡色でクリアーなボディーにトロピカルなフルーツの香りが印象的な軽いIPAで、これから暑くなる季節にピッタリです。

類似のビール

こちらのビールは、ピルスナーモルトにトウモロコシや米を使用し、ラガー酵母で発酵したCold IPAで、フルーツ的な香りが抜群です。また、ホップを発酵中に投入することで、よりクリスプな味わいを実現しています。他にも、フルーティーなノートや柑橘系の香りも感じられるため、これからの季節にもぴったりのビールと言えるでしょう。