人々は、このビールの香りは少しすっぱいと言っています。飲むと甘酸っぱい味がして、少し塩の風味が感じられ、美味しいと言っています。
茅ヶ崎で南高梅と赤しそを使用したサワーエールです。茅ヶ崎は海のイメージが強く、梅雨の時期には軒先に梅が咲く光景が見られます。また山側でも梅の栽培が盛んですので、今回は市内の山側から採れた梅をたっぷり使用しました。梅を少し追熟させてから天日にあて、海塩と素焚糖をまぶしじっくりとそのエキスを抽出しました。赤しそは麦汁で少し煮出してあります。酵母もユニークで、アルコール発酵と乳酸発酵を同時に行うものでした。発酵の過程でアプリコットやリンゴ酢のような香りが出ており、梅との相性があるようでした。仕上がりは完熟した梅からプラムや桃のような香りと、爽快さを演出する赤しそを交えた清々しい味わいで、酸味もはっきりとしていて、海塩とのバランスが良く、程よいバランスを保っています。夏にぴったりな、自然の恵みが染み渡るビールが誕生しました。