人々はこのビールについて言うことがあります。乳糖を使っているが甘くなく、リッパーのしっかり感もなくとても飲みやすいということです。フルーティーでおいしいと評価され、素晴らしいとも言われました。バランスのとれた飲み飽きないビールを目指したとのことです。
すっきりとしたホップの香りとほどよい甘みとボディ感が特徴の、やさしくてドリンカブルなIPAがリリース!IPAというと、ホップの力強い香りやしっかりとしたアルコール感・ボディ感など、各要素のインパクトの強さ勝負みたいになることも多いですが、今回はむしろその逆を目指しました。つまり、程よいホップの香り、甘みと苦味も適度な水準にあり、全部がやさしいバランスでまとまっていて非常にドリンカブルなIPAという目標です。
具体的には
・ホップは柑橘系の香りがメインかつゲラニオーリッチ物を中心に、バイオトランスフォーメーションによるシトラス感のある香りを狙う
・デキストリンモルトやラクトース(乳糖)を入れて、ある程度甘みも感じられるようにする
・イーストはヘイジーIPAなどに使われる種類を使って、酵母由来のフルーティなエステル香を出しつつ、ウェストコーストIPAなどに使われるイーストも少しミックスして、甘みが残りすぎないようにする
結果的に、ホップのフルーティさと苦味もありながら、後味の柔らかさも感じられる、いい感じにドリンカブルなIPAに仕上がりました!
強烈なIPAを楽しむのもいいですが、毎日飲むならこういうまったりゆったり系のIPAもまた良し。
日々、目の前のことをこなしながら、その日暮らしでシンプルに生きていくのも素敵だなと思います。そんな日々のお供に、「その日暮らしIPA」をどうぞ。