Tamamura Honten Co.

Barrel Aged Yama-Bushi overslept

スタイル
ABV
6%
IBU
14

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールについて、長期熟成2.5年という変態的なビールであり、深みのあるサワー感、ベルギービールのような感じがあり、とてもうまいと評価しています。また、生木的な香りとタンニンと酸味が複雑に乗っていることも特徴として挙げられており、スワンレイクアンバーエールの原型が見える軽快なボディがあるとも評価されています。

Barrel Aged Yama-Bushi oversleptの説明

スワンレイクビールさんの25周年を祝って、自社とのコラボレーションの第一弾として作りました。スワンレイクといえば、名高いビールを多く作り出してきたのですが、僕らのイメージではアンバーエールが印象的。そこで、本家アンバースワンエールのレシピをベースに、自社のセゾン酵母で仕込み、その後小布施ワインさんから届いた赤ワイン樽で14ヶ月間熟成しました。3種類の樽の個性を均等にブレンドし、半量をボトリングしました。そこからさらに1年以上、瓶内熟成をして仕上がったのがこれです。(もう半分は、またのお楽しみで。)酸味の異なる3種類の樽の個性がバランスし、なんだか日本のサワーエールのような仕上がりになりました。スワンレイクのアンバーの面影を残しつつ、やや穏やかでありながらもはっきりと感じるきれいな酸が特徴です。モルトの主張を感じながらも、飲み口はスッキリ。杏みたいな印象に加えて、ほんのり赤い和の柑橘のニュアンス。バックグラウンドに樽由来のオークの香りも感じます。いつもの山伏シリーズとくらべると、穏やかで程よい酸味と、まとまりのある味わい。なんだかどうも個性が強くなりがちなぼくらのビールですが、こんなにバランスのいい繊細なものがつくれるなんて!?コラボって面白いですね。同じ木樽熟成の山伏のblondeやredは、よりワイン的な印象が強いのですが、こいつは果たして、ビール的なのか、ワイン的なのか?どうも、ちょうどその間くらいの印象かもです。もちろん、和食も含めて、食中酒としてお楽しみいただけると思います。ぼくらもいいのが出来たと思ってますし、スワンの本田君も大絶賛の仕上がり。それなりにたっぷりご用意しました。コラボだからってこともあって、もうちょっと高めの値付けでもいいのではという意見もあったのですが、みなさんに飲んでいただきたくて価格もがんばりました。リピートしてもらえたらうれしいな。ほかの山伏シリーズとの飲みくらべも是非!白鳥のおかげで上品に仕上がった山伏。どうぞよろしくお願いします!

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