Tamamura Honten Co.

木樽熟成 山伏 特選

ABV
7.5%

このビールについて

レビュー要約

人々はこのビールがラムビックの特徴を持つが、ややマイルドなバージョンであると評価しています。スタイルに対して比較的なめらかな飲み心地であるとも言われています。会社飲みで遠慮なく楽しめるという声もあります。最近、こういうスタイルのものが好きな人もいると言

木樽熟成 山伏 特選の説明

5バッチ目となる今回は、redとしては初めての"grand cru"。ウィスキー樽と某5大シャトーの樽でそれぞれ18ヶ月の熟成を経て、2021年5月にボトリング。さらに約8ヶ月の瓶内三次発酵・熟成を経てのリリースです。酵母・微生物により生み出された複雑な味わいは、甘やかな印象がありながらも、あくまでドライな特徴を持ちます。ベルギーのフランダース・レッドなどと比較すると、穏やかながらしっかりした酸味が特徴です。今回は、木樽由来の重厚な香りが特に際立っています。口に含むと、いちごやラズベリー、小さなさくらんぼのようなニュアンスもありますが、やはりブドウや赤ワイン的な感じが強いです。香りは重厚と書きましたが、飲み口は意外にも、なめらかかつ軽やかです。ボルドーの重厚なイメージというよりは、逆に高級なブルゴーニュのピノノワールみたいに、複雑で繊細な感じに仕上がりました。納得の出来の特別版ということで、redでは初めての"grand cru"としてのリリースとなりました。

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このビールは、赤ワイン樽の中で36ヶ月以上熟成され、ラズベリー、ストロベリー、ザクロ、チェリーのフレーバーが楽しめ、穏やかでしっかりした酸味が特徴です。また、樽で長期に熟成されたことで、複雑な味わいがあります。 一方、2つのビールは、発酵にライ麦を使用し、ノーマル酵母とブレット酵母、さらに、米麹を使用して醸造されることで、スパイシーでアクセントの効いた味わいとなっております。