Tamamura Honten Co.

Coffee & Donuts

スタイル
ABV
4.5%
IBU
12

このビールについて

レビュー要約

人々は、このビールについてフルーティなコーヒーの味やドーナツっぽい小麦系の甘みがあると述べています。また、酸味が強くなっていると感じている人もいます。アロマの付き方はいいと思う人もいれば、ペラいと感じている人もいます。また、コーヒーの風味にクセをつける人もいて、色から想像できない味だと感じています。People say that this beer has a fruity coffee flavor and a doughy sweetness from wheat. Some people also feel that the acidity is stronger. While some people think the aroma is good, others think it is thin. There are also people who have a habit of focusing on the coffee flavor, and those who feel that the flavor cannot be imagined from the color.

Coffee & Donutsの説明

先日のHood to Fujiのためにつくった、米・ポートランドの超実力派ブルワリー、UPRIGHT BREWINGとのコラボレーションで生まれたビールです。

今回のイベントでのコラボには、「オレゴン産のものを使う」というルールがありました。

アップライトのAlexに、なにがいいかと聞いてみると、同じくポートランドのJunior's Roasted Coffeeのコーヒー豆を使いたいとの提案。

UPRIGHTといえば、ベルギー/フランスにインスパイアされたFARMHOUSE ALEのスタイルで、ポートランドでも最高の評価をされるブルワリー。

コーヒーのビールは、ぼくらも何度もつくっていますが、せっかくUPRIGHTとビールをつくるなら「やっぱりFARMHOUSE ALE!」ということで、コーヒーとセゾンの組み合わせに挑戦することに。

モルトの配合、酵母の種類や発酵温度などの細部を固めた上で、AlexがJunior'sのMikeとテイスティング。

選ばれたのは、Dur Feres(←野生の馬っていう意味らしい)というエチオピアの豆。ブルーベリー、グミ、メロンのような香りあふれる豆。果肉をつけたまま乾燥させた、ナチュラルと言われる製法です。

トーストされたモルトや、小麦、乳糖などを使い、セゾンイーストの発酵をコントロールすることで、ほんのり甘いオールドファッションなドーナツのようなイメージを目指しました。

4.5%、IBU12.5。

いつもの志賀高原ビールとは、ひと味違う感じ。

UPRIGHTとJunior'sのコメント通り、ベリーやメロンを思わせるコーヒーの香り。

ぼくらのビールとしては苦味はなく、ほんのり甘い口当たり。

ちょっと穀物のニュアンスもあって、クラシックなドーナツ感があると思うのはぼくらだけ?

コーヒーとセゾン酵母による酸味も合わさった、優しい飲み口。

4.5%と度数は低いけど、飲んだ満足感はあると思います。

明るい時間、おしゃれなカフェや、家のベランダとかで、本でものみながらゆったり飲んでほしい。

そんなビールに仕上がりました。

みなさんの反響がどうかと、少しドキドキしましたが、イベントではたくさんのみなさんに、

「美味しかった!」

と言ってもらいました。

1仕込みのみ。

樽だけでも売れるとはおもいつつも、やはり大事なコラボは形に残したくて、ボトルもつくりました。

ラベルは、SNOW MONKEY BEER LIVEのデザインでもいつもお世話になってるmakoさん。

すごくいい感じだと思いますが、いかがでしょう?

アルコール度数:4.5%

ビアスタイル:コーヒーセゾン

http://tamamura-honten.co.jp/?pid=143675022