人々は、滋賀高原醸造所のビールは、スタイルに関わらず、いつもおいしいと言っています。そして、このESBに関しては、驚くほど素晴らしいと評価しています。また、麦感が強いと評価されています。
しかも、かなり濃いで、とっても飲みやすい。
実は大好きな英国スタイルExtra Special Bitter。醸造を開始する時点で、IPAとESBのどちらを定番にするか悩んだのは、ここだけの話。去年のEKG ESB、Harvest ESBも、特にビール好きの皆さん中心に、結構褒めてもらいました。で、ぼくらなりの"ESB"を、もっと追求してみようということで、ちょっとずついろんな実験をしていくことに。第1弾は、メインのホップに、ぼくらははじめてつかうのですが、"イースト・ケント・ゴールディング"と呼ばれるイギリスの代表的な品種"ファグル"と、アメリカの新品種"ザッパ"を組み合わせてみました。IBUは控えめだが、つかったホップの量はIPAにも負けないくらいたっぷり。というわけで、スタイルから想像するよりも、かなりホッピーです。モルトの豊かな味わいがありながらもクリーンな飲み口と、オレンジやマーマレードのような香りがバランスした、"芳潤"な味わい。これぞ?