人々は、このビールはコラボレーションから数年前に寝かせていたもので、ドライで、ベリーとコーヒーがバランスしていると言っています。また、国産ベリーの淡い味をしており、2年の期間を経て調和が取れて美味しくなっていると評価しています。
今年の最後の限定ビールは、アメリカのシカゴの人気ブルワリーPIPEWORKS BREWINGとのコラボです。
すぐに仕込んだのは、SNOW MONKEY BEER LIVE 2018の直後で、もともとのスタイルは、インペリアルミルクスタウトです。
乳糖を使った濃厚なボディに、ホップの量が少なく穏やかで甘みのある味わいでした。
コラボだから、相手の得意技を取り入れたかったので、自家栽培のブルーベリー・ラズベリーと、TRUNK COFFEEのエチオピアのナチュラルの豆をたっぷりと加え、長期間の活発な発酵がはじまりました。
最終的には9%のアルコール度数となり、初めから想定していたものとは違うものに仕上がりました。
その味わいは、濃厚なビールよりも、赤ワインを思わせるドライな印象で、香りはロースト感に、ブルーベリーとラズベリーの酸味とナチュラル製法独特のフルーティーなコーヒーの香りが混ざりあいます。
そこで、未確認発酵物体(UFO)という名前にしたのです。